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リリカルプリキュア 第三話

シリアスっぽいのは出来るだけ少なくしたい。
でも相方にはシリアスだと言われたので、ちょっと気を付けたい。
もうちょっと軽い感じのノリになる予定だったんだけどなぁ・・・。

一週間どころか、三週間もかかって申し訳ないです。
でも、目標は一週間と言い続けます。
そうしないときっとすぐに書かなくなる・・・。

それでは「続きを読む」より

第三話 交換お泊まり会はドキドキがいっぱいなの!

です。





 今にも泣き出しそうな高町さんはまだ変身したままの姿で、正義のヒロインなはずなのに狼狽えるその様子はちょっと滑稽に見える。
「そっか。君なら最初から上手くやれるかと思ったけど・・・」
「・・・・・・テスタロッサさん?」
「大丈夫。まだ力に体が慣れてないだけ。ちゃんと元に戻れるから安心して」
「そっか、よかった・・・」
「なのは!」
 安心して力が抜けたことが引き金になったのか高町さんはそのまま気を失い、倒れそうになるところを慌てて抱き留める。
「フェイト! なのはは大丈夫なの!?」
「大丈夫。私もそうだったから。ね、レティ」
 何の準備もなく、突然あの力を受け入れたのだから無理はない。
 ここ数日の心身のストレスもあっただろうし、しばらくは目を覚まさないだろう。
 私は高町さんを抱えて立ちあがる。
「じゃあ帰ろうか。時の庭園へ」




  第三話 交換お泊まり会はドキドキがいっぱいなの!


「ご、ごめんください」
「―――あらフェイトちゃん、昨日はどうもー」
 訪ねてきたのが私だとわかると笑顔で迎えてくれたこの人は確か・・・、アイナさんだったはず。
 おそらくはこの施設の寮母さんのような人なのだろう。綺麗で優しそうな人だ。
「ごめんね、なのはちゃんまだ帰ってないのよ」
 この口調からして、何というか・・・、まるで私たちがもの凄く仲がいいものと思われているように感じてならない。
 転校して間も無いのに連日、しかもこちらから押しかけていてはそうとられても仕方ないのだけれど。
 ・・・・・・仕方ないのだけれど。
「いえ、違うんです」
 私は出来るだけ平静を心掛けながら、考えてきた嘘の事情を説明する。
 高町さんが自分の家に遊びに来たのだけれど、ひどく疲れているようでいつの間にか眠ってしまった。
 あまりによく寝ていて起こすのも忍びないのでこのまま今日は家に泊まってもらおうと考えているのでその許可をもらいにきたのだと。
「それなら電話でもよかったのに」
 どうしてか好感を持たれているようで、まるで疑う素振りがない。
「番号を聞くのに、彼女を起こさなきゃいけないかも知れなかったですから」
「フェイトちゃん、優しいのねぇ」
 そうだ、とっても仲良しだと思われているんだったと思い出し、恥ずかしさで頬が染まる。
「でも、困ったわね・・・」
 何がですか、と聞くよりも先に「まま!」と幼い声が。
 施設の子が抱きかかえてきた声の主は、ままではない私の姿に目を丸くしている。
「ごめんねー、ヴィヴィオー。今日はなのはちゃん、お友達のお家にお泊まりだから、帰ってこないんだってー」
 ヴィヴィオと呼ばれた幼子を受け取って、アイナさんは慣れた感じであやしている。
「・・・・・・まま?」
 今のやりとりを聞くに、この子が呼んだ「まま」は高町さんを指しているようだった。
「この子がそう呼んでるだけなんだけどね」
 まさか・・・、という私の疑問にアイナさんが答えてくれた。
「えー、今日なの姉いないの!? ヴィヴィオ大丈夫なの?」
 アイナさんが言う「困った」とはそのことらしい。
 ヴィヴィオは家にいるときは四六時中高町さんにべったりらしく、今日帰ってこないとわかったら一晩泣き明かすんじゃないか、と。
「・・・・・・ヴィヴィオ?」
 しかし今のところ現状を理解していないのか、まだその兆候はない。
 で、問題は。
 さっきからこの子が、左右で違う色をした綺麗な瞳で私の子とをじーっと見つめ続けていることだ。
 何か、嫌な予感がする・・・。
「えっと、私の顔に何か・・・・・・、ついてる、かな?」
 するとヴィヴィオはにこっと笑顔を見せて、その小さな指で私を差しながら一言こういった。

「まま!」

「・・・・・・え"っ」
 思考停止する私に飛びこんでくる幼女を反射的に受け止めると、その小さな手でぎゅっと抱きしめてくる。
 その場にいる誰もが目を丸くして、私たちを見ている。
 ただヴィヴィオだけが上機嫌できゃっきゃとはしゃいでいる。

 ・・・・・・どうしたらいいの!?
 いろいろと重い!!


  ◆

 研究所の一室を思わせるその空間には幾つもの生体ポッドが並び、それらを制御している装置の駆動音が物々しく響いている。
 その中で眠る一人の少女を前に、佇む影が二つ。
「申しわけありません姉様。私の到着がもう少し早ければこのようなことには・・・」
 銀髪の小柄な少女は抑揚の無い声でそう告げる。
「貴女のせいではないわチンク。あの子に慢心があったのは確かだし、何より・・・」
 言葉に詰まるウーノ。
 目の前で眠る妹が敵に敗れた理由がそれだけではないことを明かすべきか、悩む。
「いずれにせよ、このままにしてはおけません。すぐにでも奴らを―――」
「まぁ待ちたまえチンク」
 その場を去ろうとしたところで、目の前に現れた影に立ち止まる。
 白衣の男を見上げ、少女は「ドクター・・・」と呟く。
「君の雪辱を果たしたい気持ちはわかる。だが物事には優先順位というものがある」
「・・・・・・彼女たちのことは捨て置けと?」
 薄い笑顔を崩さないドクターにチンクは眉を顰める。
「どうだったね、彼女たちの力は」
 質問の意図を知ったチンクに言葉はない。
「もうあの頃の君ではない。不完全な彼女たちを圧倒して満足する君ではないだろう」
 見透かされている恥辱はあった。
 でも、姉の敵を取るよりも己の復讐を選びたがっているエゴを肯定してもらえたチンクの心は揺れる。
「補給を終えたら持ち場に戻りたまえ。いずれ君の力が必要になる時がくる。それは君の本懐を遂げる時でもあるだろう」
 暫しの沈黙の後、チンクは小さく「御意」とだけ呟いて部屋を出て行った。
 それを見送ったウーノは視線をドクターへと向ける。
「なんだね」
「ドクターはこうなることを予見していたのではないのですか」
 あの時戦いに赴く妹にドクターが渡した二つの蒼の宝石。
 あれに籠められた力は、貯蓄できる上限に対して半分にも満たないものであった。
 他の姉妹ならまだしも、戦力的に劣るクアットロにとっては十分とは言えなかった。
「そうだと言ったら?」
 言われてハッと息を呑む。
 もしそうだったとして、どうするつもりだったのか。否定してくれると信じ切っていたウーノは考えてもいなかった。
「冗談だよ」
 そう言って笑うドクターにも、ウーノの表情は晴れない。
「今回の件はイレギュラーだ。クアットロには申し訳ないことをしたと思っているよ」
 それは本心ですか? と言い掛けてやめる。
「もうすぐ彼らの運用も始められる、最終調整は任せるよ」
 どんな質問も満足のいく答えは得られないのだろうと、ウーノは「はい」とだけ答えて、部屋を出て行くドクターの背中をただ見つめていた。


  ◇

「すみません、ご馳走になってしまって・・・」
「そんな、こちらこそごめんなさいね。こんな時間まで引き止めちゃって」
 結局あの後、頑として私から離れようとしないヴィヴィオに根負けして晩ご飯まで頂いてしまった。
 完全な部外者で気まずい私を暖かく迎えてくれた施設の子たちには感謝しかない。
 ようやく帰れる・・・、そんな安堵感を察したのか玄関へと向かう私の胸の中でヴィヴィオはさっきまでより強くしがみついている。
 再び、嫌な予感がする・・・。
「ほらヴィヴィオ、こっちいらっしゃい。フェイトちゃんもう帰るんだから」
「やー!」
 引きはがそうとするアイナさんを断固拒否して、私を見上げてくるヴィヴィオ。
 完全に私が助けてくれると信じ切っている瞳に罪悪感が込み上げてくる。
「ごめんねヴィヴィオ、また遊びに来るから。ね?」
「うー・・・」
 あ、これはまずい、と思ってももう遅かった。
「びゃーーーーーーー!!」
 そこから先はもうどうしようもなくて。
 この世の終わりと言わんばかりに泣き叫び続けるヴィヴィオに「ごめんね、ヴィヴィオ。帰らない、私帰らないから!」と言い聞かせてようやくその場を収めたものの。
 寝たのを見計らって帰ろうと思っていたのだけれど、そうはさせんとばかりに私の服をぎゅうと握りしめたまま眠り、手を放させようとするとぐずりだすからもうあきらめるほかなかった。
 泣く子には勝てない、とはよく言ったものだなと思う。
 あきらめてレティに連絡を頼む。
「せっかくのお泊まり会だったのに本当にごめんなさいね」
 私が楽しみにしていたのだろうと勘違いしているアイナさんが本当に申し訳なさそうに謝ってきてくれるものの、本当のことをいうわけにもいかず曖昧な「いえ・・・」しか返すことが出来ない。
 楽しみ、というよりかは心配。
 あの子はもう目を覚ましただろうか。


 施設全体が消灯しても、私は寝付けずにいた。
 この二日間のことを延々と思い返していた。
 散々酷いことを言ったのに、仲間になってくれた彼女。
 初日ほど彼女への嫌悪感はないけれど、まだ打ち解けたという感じでもない微妙な距離感。
 なのに彼女のいない彼女の家に泊まるという奇妙な状況。・・・それはあの子も一緒か。
 ・・・これから私たちは一体どうなるんだろう。
 不思議と、不安はあまりなかった。彼女となら何とかやっていけそうな気がする。
 今日はもう眠ろうと目を閉じると、床を踏みしめる音がこちらに近付いてくることに気付く。
「おねえちゃん・・・、いっしょにねてもいい・・・・・・あっ」
 寝ぼけていたのだろう。いるのが高町さんではなく私だと気付いた少女はさっと扉の陰に隠れてこちらを伺っている。
 キャロという名のこの施設ではヴィヴィオの次に幼い女の子だ。
 恥ずかしがり屋さんらしく、晩ご飯のときには全然話せないどころか目も合わせてくれなかった。
 それでも心を許した人には年相応に甘えん坊なのだろう。
「いいよ、おいで」
 そう言うと、枕を抱えた少女はおずおずとこちらへとやってくる。
「どうしたの?」
 しかし私の枕元で立ち尽くしたまま横になろうとしない。
 ああなるほどトイレか、と私は立ちあがり「行こうか」とキャロの手を取る。
「エリオは?」
 エリオはキャロと同じ歳の男の子。血のつながりは無いけれど、二人は本当の兄妹みたいに仲が良い。
「いちどねたらあさまでおきないから・・・」
「そっか」
 ヴィヴィオのところへ戻り、キャロとは手を繋いで眠った。
 朝起きるとキャロの隣にはいつも一緒にいる男の子の寝顔があって、それが何だかとても微笑ましかった。


  ◇

 ふと目が覚めると、見なれない景色に一気に目が冴える。
 上半身を起こしてきょろきょろと周りを見渡す。
 知らない部屋。知らないベッド。・・・・・・ここはどこだろう。
 眉間に皺を寄せながら、この状況になる直前の記憶を呼び起こす。
 ええと・・・、確か・・・。
 テスタロッサさんと一緒に戦って、それから元に戻れなくてもの凄く焦って・・・・・・って、そうだ!
 私は咄嗟に自分の髪を掴み目の前にもってくる。
「よかった、戻ってる・・・」
 髪の色は目を惹く桜色から元の茶色になっていて、私は安堵の溜息を漏らす。
 あの時から記憶が無いとなると、可能性としてはテスタロッサさんに連れて来られたどこかか、敵に捕まったか、そのどちらか。
 兎にも角にも今自分が置かれている状況を知らなければ。
 ベッドから出ようとすると、枕元にメモが置かれていることに気付いた。
『目が覚めたらこれを鳴らして教えてね。それと部屋からは出ないでね』
 可愛らしい文字でそう綴られていて、呼び鈴も置いてある。
 今後の行動の選択肢に『ここからの脱出』もある以上、この指示には従えない。
 扉に耳を寄せるも、外の様子はわからない。
 そっと扉を開けようと取っ手に手を掛けると、ばきっ、という音と共にドアノブが・・・・・・取れた。
 しばし、固まる。
「ど、どどど、どうしよう・・・」
 我に返った私は酷く混乱してしまう。
 壊してしまったこともそうだけど、これでは部屋から出られない。
 都合良く開かないものかと扉を押してみると、みしみしと嫌な音を立てながら開いた。
 よく見てみると扉が明らかにひしゃげている。
「なのは!」
 聞き知った声に振り返る。
「リンディ! よかったぁ・・・」
 ここが危険なところではないとわかり、私はホッとしてその場にへたりこんでしまう。
「貴女が・・・・・・なのは?」
 知っている声で「なのは」と呼ばれ心臓が跳ねる。
 顔を上げると、その声の主が知っている姿とは違うことに息を呑む。
「初めまして、私、アリシア・テスタロッサ」
 同じテスタロッサという姓に、あぁそういうことかと得心する。
 ちょっと面食らったものの、すぐに「高町なのはです」と返して立ちあがる。
「驚いたなー。テスタロッサさんにこんなそっくりな妹さんがいたなんて・・・・・・って、えぇ!?」
 褒めたつもりが、服の裾を掴んで俯いてしまったのでどうしたのかと表情を覗き込むと口をギュッと結んで目に涙を溜め込んでいる。
『ちょっ、なのは!』
 リンディは慌てて念話で語りかけてくる。
『アリシアはフェイトのお姉ちゃんなの!』
『うそぉ!?』
 金髪のツインテールで白のワンピースがよく似合う目の前の少女を小学生だと思い込んでいた私は、思わず心の声をそのまま口にしてしまいそうになる。
 背の高さも私と比べれば頭一つくらいの差がある。ちなみにフェイト・テスタロッサさんは私よりもちょっとだけ背が高い。
 勘違いも仕方ないんじゃないかと思う。良くも悪くも、可愛すぎる。
『本当!! とにかく何とか誤魔化して!!』
 ここから弁解する術などあるのだろうかと思いながらも、無理矢理言葉を探して並べる。
「違う! 勘違いだよ! 今私が言った『テスタロッサさん』はアリシアちゃんのこと! 私テスタロッサさ・・・、じゃなくてフェイトちゃんからアリシアちゃんのこと聞いてたから! アリシアちゃんがすごく優しくて良いお姉ちゃんだって!」
 ・・・・・・うん。自分でも意味が分からない。さすがに無理がありすぎる。
 何か言われたら素直に謝ろう。
 そう思っていたけど。
「・・・・・・本当?」
 意外と、何とかなった。


 その後アリシアちゃんに案内された部屋にいた大人の人を見て、さっき自分がしでかしたことを思い出して青くなる。
「あ、目が覚めたんですね。私、この館に仕えるリニスと申します。・・・・・・どうなさったんです?」
「あの、私・・・、部屋の扉壊しちゃって・・・、その・・・・・・ごめんなさい!!」
「そんなに焦らないで、大丈夫だから。とりあえずこれでも飲んで落ち着いて」
 言われるままにアリシアちゃんから差し出されたグラスを手に取る。
「えっ」
 するといとも簡単にグラスは私の手の中で粉砕されてしまう。
 零れた液体が床を塗らしていくのを呆然として眺めながら、私は三度訪れた怪現象の原因を考える。
「いたずらじゃないからね。私が使っているこれと貴女が壊したそれは全く同じものだよ」
 視線が合った瞬間に、アリシアちゃんは笑顔でそう言ったのを見て私は確信する。
 彼女は私の疑問に対する答えを持っている。
「プリキュアの力を受け入れたはいいけれど、体はまだその力に上手く順応出来てないみたいだね」


  ◇

「ふんっ!」
「とりゃー!!」
 威勢のいい二つの声が庭に響く。
 私の膝の上に座るヴィヴィオは飛び交うシャトルを視線で追いかけて首が左右している。
 本当に一体何が気に入られたのか、私のこともママと呼ぶこの幼子は片時も私から離れない。
 不思議なもので、私が帰るという意志を持たない限りちょっと傍を離れることくらいは問題ないらしい。それでもあんまり離れていると「めー!!」と怒られてしまうけれど。
 ひょっとして私は座り心地の良い椅子くらいにしか思われてないのかもしれない。
「よっし、勝ったー!!」
 喜んで飛び上がるスバルは元気溌剌な小学四年生。
「はぁ!? 今のどう見てもアウトでしょ」
 見下すようにそう返すティアナはスバルの一つ上の五年生で怜悧な印象を持たせる。
「いやいやいや! ギリギリ入ってたから! 本当にティアは負けず嫌いなんだから」
「関係無いでしょ!! そんな卑怯な勝ち方して嬉しいわけ!?」
 バドミントンをしていた二人が緊迫した雰囲気になる。
「こぉら。喧嘩しないの」
 そんな二人の間に入ると、興奮状態のまま捲し立ててくる。
「フェイ姉見てたでしょ! 今の入ってたよね?」
「スバルうっさい! フェイトさん本当のこと言ってください!」
「落ち着いて」
 とりあえず二人をなだめる。そうしないことには話が進まない。
「どっちも嘘は吐いてないんだよね」
 スバルもティアナも力強く頷く。
「じゃあ私はどっちの味方もしない。もう一球、やりなおすしかないんじゃないかな」
 二人は渋々ながらも納得したみたいだ。
「あとあまり熱くなりすぎないこと。怪我でもしたら大変」
「「はーい」」
 それでも二人とも素直なところがいい。
 喧嘩する程仲がよい、の典型的な二人だなと思う。
「フェイトお姉ちゃん」
「どうしたのエリオ、キャロ」
 声を掛けてきたエリオの後ろに隠れているキャロ。
 昨日一緒に寝たのに、それでもまだ距離は縮まらないらしい。
「ほら、キャロ」
 エリオに促されて、キャロは恐る恐るといった感じで私の前に立つ。
「あの・・・、これ・・・」
 そう言って、私に一枚の絵を差し出す。
「これ・・・・・・私?」
 真ん中の小さい子がヴィヴィオ。その左にいる黄色の髪が私。で、ヴィヴィオの右にいるのがたぶん・・・・・・高町さんなんだろうな。
「もらって・・・・・・いいのかな」
 キャロは真っ赤になりながら首を縦に振る。
「ありがとう、大事にするね」
 恥ずかしそうにもう一度頷いてから走り去り、エリオがそれを追いかけていった。
 もらった絵を改めて見ると、何だかちょっと恥ずかしい。
 高町さんとはこんなに仲良くないし、これじゃあ私たち、本当の親子みたいだ。
 再び、バドミントンで白熱する二人の声。
「賑やかだなぁ・・・」
 誰にともなくそう呟いて、雲一つ無い空を見上げる。


  ◇

 アリシアちゃんに館の外に連れ出されて見上げた空に、私は言葉を失う。
 いろんな絵の具を全部いっぺんにぶちまけたような、そんなおかしな色をした空だった。
 一体ここはどこなんだろう。
「じゃあなのは! プリキュアになって!」
 そんな私の想いをよそに、アリシアちゃんの目は期待に輝いているように見える。
 確かに今は空を気にしている場合じゃない。
 姿だけじゃなくて、ちゃんと全部元通りの私になるために、アリシアちゃんの言うことは何でも聞く。そういう約束だ。
「うん・・・。じゃあリンディいくよ!」
「なのは・・・。その格好・・・」
「え? ・・・・・・あれ? うそっ!?」
 何もしていないのに、何故か既に私はキュアステラへと姿が変わっていた。
「すごい! フェイトと全然違う! まるで別人だね!」
 さすが姉妹。同じこと言われた。
「姿が戻ってただけで、状態は限りなくプリキュア寄りだったってところかな。変身前と後で感覚的な違い、ないでしょ?」
「うーん・・・」
 そう言われてもよくわからない、というのが正直なところだ。
 でもそれを口にしなくても、アリシアちゃんには十分な答えみたいだった。
「だよね。フェイトも最初はそうだったから」
 それは随分と私を安心させてくれる一言だった。
「じゃあ最初は自分の力の上限を知るところから始めようか」
 テスタロッサさんという前例があるというのは、私がアリシアちゃんを信頼するのに十分な理由になった。
「はい! 思い切り私にパンチしてみて!」
「・・・・・・えっ」
 なのに、いきなり与えられた指示に私は唖然とする。
「だーかーらー」
「ちゃんと聞こえたよ! でもそんなことできるわけないよ!」
「もぉ! さっき言ったでしょ! 私の言うことは何でも聞くって!」
「だからってアリシアちゃん相手にパンチなんて出来ないよっ!」
「敵のことは殴れたのに?」
「アリシアちゃんは味方でしょ!」
「じゃあ私が敵になったら?」
「えっ?」
「フェイトと戦わなくちゃいけなくなったら?」
 予期せぬ質問に私は言葉を見つけられない。
 そんな可能性があるなんて考えてもみなかった。
 もしそんなことになったら私はどうするんだろう・・・。
 悩む私に「ごめん、意地悪だったね。今のなし!」と思考を中断させる。
「とにかく今は言うこと聞いてくれないと、なのはいつまでもそのままなんだよ? それでもいいの?」
 それでも私は何も応えられない。
「まぁ無理だよね。フェイトもそうだったし。じゃあ・・・」
 妥協案がくるのかと思ったら、始まったのは荒療治だった。
「えいっ」
 風を切る音と共に、アリシアちゃんが振るった拳を私はすれすれでかわす。
「ちょっ・・・! アリシアちゃん、危ないでしょ!」
 聞く耳を持たず、次から次へと容赦なく拳を繰り出してくる。
 逃げてもすぐに間合いを詰められて、防御態勢を取らざるをえなくなってしまう。
「や、やめてっ! 痛いってばっ!」
 アリシアちゃんに表情はなく、ただ淡々と私へと拳を振り下ろし続ける。
 私はプリキュアの状態で、アリシアちゃんは生身なのに、どうしてこんな重い攻撃が出来るんだろう。
 そんな疑問は、防御している腕の感覚がなくなっていく焦りですぐに消えてしまった。
 何とかしないと、このままじゃやられちゃう!!
「やめてっ・・・・・・ってばぁっ!!」
 相手の隙をついて、無意識にこちらも拳を突き出していた。
 鈍い音と共に、それを受け止めたアリシアちゃんは数メートル後ろに押し戻された。
「ご、ごめんアリシアちゃん! 大丈夫!?」
 我に返った私は慌てて、彼女のもとへと走る。
「このくらいなら平気。本当のプリキュアの力はまだまだ全然こんなもんじゃないんだから!」
 アリシアちゃんが無傷だったこともそうだけど、無意識とは言え全力に近い力ですらも十分ではなかったことに驚く。
「さぁどんどん打ってきて。なのはの限界の限界まで全力で! フェイトと一緒に戦いたいのなら!!」
 一緒に戦うと言っておきながら、これから先の戦いでテスタロッサさんの足を引っぱるのは嫌だ。
 ここはアリシアちゃんの言葉を信じて、覚悟を決めるしかない。
「いくよっ、アリシアちゃん!」
「うん!」
 私は拳を握りしめて自分よりも小さい少女へと飛び掛かった。


  ◇

 結局昨日も、高町さんは帰ってはこなかった。
 予想はしていたけれど、やはり未だプリキュアの力を制御するには到っていないみたいだ。
 そんな状態でこの家に戻ってくるのは危険過ぎる。
 ・・・・・・なんて理由を正直に話すわけにもいかなくて、ちょっと体調を崩したので回復するまでお預かりします、ということになった。
 それならすぐにでもここに連れ帰って・・・・・・とはならず、むしろアイナさんの方から「申しわけありませんがよろしくお願いします」と頭を下げられた。
 というのも、仕事の出来ない環境にでも押し込まない限り、高町さんはここにいると何かしらの仕事をしてしまうかららしい。
 それに加えて、自分の体調が悪いところを見せて他の子たちに心配を掛けたり不安にさせたりしたくないから絶対に無理をしてしまうらしい。
 なるほど確かに高町さんならあり得る話だなと思う。
 しかし、そんな彼女の代わりにここにいる私は、まるで何の役にも立っていない。
 さっきまでお手伝いをさせてもらっていたのだけれど完全な足手まといだとわかり、今はこうして昨日と同様にヴィヴィオの椅子役だ。
 そのヴィヴィオもさすがにママが恋しくなってきたのか、泣きはしないものの元気が無い。
「フェイトさん、どうぞ」
 そう言ってコーヒーをくれたのはギンガだった。
 ギンガはこの施設ではなのはの次に年長さんで、スバルのお姉ちゃんでもある。
「ヴィヴィオのこと丸投げしちゃってごめんなさい」
 歳の割に随分と落ち着いていて、高町さんよりもしっかりしてそうに見える。
「ギンガはすごいね。私なんて見てるしか出来なくて情けないよ」
 そんなことないですよ、とギンガは謙遜する。
「ヴィヴィオを見ててくれる人がいるだけで、本当に大助かりなんです。それに私なんて・・・、姉さんに比べれば全然・・・」
 高町さんがいない分のフォローは殆どがギンガがしていてその働きぶりには目を見張るものがあったのに、彼女の言葉に謙遜が含まれていないことは何となくわかった。
「高町さんって、ここだとどんな人?」
 こんなしっかり者の目に、彼女はどう映るのだろう。
「申し訳ないくらいに頼れるお姉ちゃん、ですね」
 それについてはこの二日間で何となくだけれどわかった。彼女がここの家族にどれだけ信頼されているのか。
「私、習い事やってるんですけど、私たちがしたいことさせてもらえるのも、姉さんが私たちの分までここの仕事を引き受けてくれるからなんです」
 だから、とギンガは続ける。
「姉さんが何かやりたいことを見つけた時には私たち全員で姉さんをサポートしようねって、そう話し合ってはいるんですけど・・・」
 ギンガは俯いて溜息を一つ。
 高町さんのことだ。「私のことはいいから」と言い続けているんだろうことは容易に想像がついた。
「ギンガも下の子たちも、みんないい子だ」
 きっとみんなわかっているんだろう。
 高町さんがみんなを頼るようなことは恐らくないのだろうと。
「・・・・・・そんなことないです」
 そして、その負担を減らすために皆がやりたいことを我慢しても高町さんは悲しむであろうことも。
 ギンガがもう一度だけ呟いた「そんなことない・・・」に、彼女のもどかしさが滲んでいた。


  ◇

「アリシアちゃん、どうですか?」
 リニスさんが部屋に戻って来るなり、私はそう尋ねた。
 どうやら彼女はこの館のメイドさんみたいなものらしい。
 優しそうな雰囲気も助けて、最初は二人のお母さんなんだと勘違いしていた。
「大丈夫です。しばらくは休養が必要ですけどね」
 昨日の特訓のせいで、アリシアちゃんは寝込んでしまった。
 そのお陰で今の私は、ちゃんと注意を払っていれば力の制御が出来るくらいにはなった・・・・・・と思いたい。
「あの・・・、ひょっとしてアリシアちゃんも・・・・・・プリキュアなんですか?」
 お茶を淹れなおしてくれているリニスさんに、特訓中からずっと気になっていたことを尋ねる。
「それが、よくかわらないの」
 答えたのはリニスさんではなくリンディだった。
「前にも話したと思うけど、プリキュアになるためには私やレティのような妖精と、レイジングハートやバルディッシュのような英霊を宿した宝玉が必要なの」
 正直全く記憶に無いのだけれど、知っている風に頷いて見せる。
「でもアリシアはその条件のどちらも満たしていない。生身の人間が扱うにはあの力は負担が大きすぎる」
 だから今こうしてアリシアちゃんは眠ってしまっている。
「私たちとは違う系譜のプリキュアなのか、そもそも全く異なる力なのか・・・」
 いずれにしても、とリニスさんがリンディに続く。
「確かなことは、よほどのことがない限り基本的にアリシアに力を使わせちゃいけないってことですね」
 昨日のあれくらいならさして問題は無い、と言われても罪悪感は拭えない。
 そして、クアットロと銀髪眼帯少女の言っていた、もう一つの気になっていていること。
「あの・・・、アリシアちゃんとフェイトちゃんのお母さんって・・・」
「そう、先代のプリキュアはあの娘たちの母親であるプレシア・テスタロッサ」
 やっぱりかと思う。
「そしてもう一人の先代のプリキュアは貴女の―――」
「待って! 何かおかしな気配がする!」
 リニスさんの言葉を遮ってリンディが叫ぶ。
 妖精に導かれるままに館から出ると、そこにはオマエラーの姿があった。
「どうしてここに!?」
 しかしどこか様子がおかしい。
 前に見た三体はどれも漆黒だったのに、今回のは灰色がかって見える。
 それに操っているであろう者の気配も感じない。
「そんなことよりなのは!」
「うん! セットアップ・・・・・・きゃっ!」
 変身させまいと、一目散に突っ込んでくる。
「私が注意を逸らします! その間に変身を!」
「リニスさん!」
 止める間も無く、リニスさんは敵に向かっていってしまう。
「なのは、今のうちに!」
 私はレイジングハートを構えた。

「セットアップ、プリキュア! イグニッション!!」

 キュアステラへと姿を変えると同時にリニスさんの悲鳴が聞こえる。
「リニスさん!」
 吹っ飛ばされたリニスさんは気を失っているようで、倒れたまま動かない。
「リンディ! リニスさんをお願い!」
「まかせて!」
 自覚はないけれど力を制御出来ているお陰なのか、それとも敵がこれまでのものに比べて能力的に劣るからなのか、相手に脅威を感じない。
 詰まるところ、ものすごく弱い。
 軽くボコボコにしただけで、既にグロッキー状態だ。
「なのは!」
「うん!」
 私は杖を召喚して、必殺の一撃を放つ。
「プリキュア! ステラバスター!!」
 桜色の光に呑まれて、オマエラーは後からもなく消え去った。
「ふぅ・・・」
 問題はここからだ、果たしてうまくいくか。
 心を落ち着かせて、元の自分の姿を強くイメージする。
 体から力が抜けていく感覚と共に、桜色の光が霧散していく。
「・・・・・・戻れた」
 でも、どうなんだろう。これは姿だけなのか、力も抑えられているのか。
 自分ではよくわからない。
「なのは!」
 呼ばれてハッとする。声の先には今だ倒れたままの・・・。
「リニスさん!」
「早く館まで運ばなきゃ!」
「私が!? そんな・・・、だって私・・・」
 元に戻れている確証がまるでない。
「アリシアももう大丈夫って言ってたじゃない! 自信を持って!」
 リンディの言う通り、もう自分を信じてみるしかない。
 覚悟を決めてリニスさんを背負うと、ちゃんと彼女の重さが背中に伝わって足への負荷が感じられる。
 やった! 私、本当に元に戻れたんだ!
 知っている感覚で、それは当たり前のことなのに、今はそれがとても嬉しい。
 でも喜んでいる暇はない。今はリニスさんを助けなくちゃ。
 リンディに応援されてふらつきながら走っていると、館の入口に人影が。
「アリシアちゃん!?」
「やったね、なのは」
 背中がすっと軽くなる。
「おめでとうございます、なのは」
「リニスさん!? ・・・・・・あぁっ!」
 そこでようやく、今起こっていたことが彼女たちによって仕組まれていたことだと気付く。
「よかったぁ~・・・」
 気が緩んで、膝から崩れ落ちてしまう。リンディが「私まで騙すことないでしょ!」とぷんすか怒っている。
「これで帰れる・・・」
 明日からの学校を休まずに済むこともそうだけれど、とにかくヴィヴィオが心配。
 テスタロッサさんにだいぶ迷惑かけちゃったな・・・。
「アリシアちゃん?」
 私の横にぺたんと座って、私の手をぎゅっと掴む。
「・・・・・・また遊びに来てね。絶対だからね」
「うん! 今度はフェイトちゃんと一緒に!」
 そう言って頭を撫でるとアリシアちゃんは笑顔になった。


  ◇

 夕暮れ時のロングアーチの玄関。
 ヴィヴィオと二人で同じ方角をじっと見つめている。
 リンディから受けた連絡ではそろそろのはずだけど・・・。
「まま!」
 まだ何も見えていないのに、ヴィヴィオがそう叫ぶ。
 それから間を置かず彼女が姿を見せたので、子供の勘はすごいなと思う。
 私の腕から飛び出しかけたヴィヴィオを、なのはは慌てて受け止める。
「もぉ、ヴィヴィオってば。ただいまー」
 ご機嫌なその様子にやっぱりままが一番なんだなと、笑みが零れる。
 そして「なの姉」「姉さん」「お姉ちゃん」と施設の中から子供たちが忙しなく出てきて、なのははたちまち囲まれてしまう。
 皆から「おかえり」「大丈夫?」と掛けられた声一つ一つに返していく高町さん。
 それはとても自然な彼女の姿に見えて、ここが彼女の居場所なんだなとそう思った。
「おかえりなさい、高町さん。うまくいったみたいだね」
「うん。ただいま、フェイトちゃん」
 不意に名前を呼ばれてどきりとしたことに、彼女も気付いたみたいだった。
「あ、アリシアちゃんも名字が一緒だから紛らわしいかなって・・・。ちょっと慣れ慣れしかったかな?」
 アリシアとも仲良くやれたんだなと安心して「ううん、フェイトでいいよ」と応える。
「よかった」
 そう言って微笑んでくれたことが、何だか嬉しい。
「じゃあ私も帰るね。また明日学校で」
「うん、ヴィヴィオのことありがとね。またいつでも遊びに来てね」
 そういえばアリシアちゃんにもまた遊びに来てって言われた、と笑う高町さん。
「ほらヴィヴィオも。フェイトちゃんにバイバイは?」
 何も言わず小さい手をゆっくり振るヴィヴィオの頭をそっと撫でて、私は施設を後にした。


 名前を呼ばれた、だけなのに。
 どうしてだろう。ちょっとだけ、どきどきしてる。
 それと、ものすごく後悔してる。
 何で、すぐに私も彼女の名前を呼び返してあげられなかったのか。
「・・・・・・」
 唇がその名をなぞっただけで、声までは出なかった。
 たったそれだけのことなのに、顔から火が出そうなくらいに恥ずかしかった。
「どうしたの、フェイト?」
 レティが不思議そうにこちらの顔を覗き込む。
「な、なんでもない!!」
 いずれ知ることになるその恥ずかしさの理由が、今の私にはまだわからないのだった。



(つづくの!)




次回予告

ちょっとだけフェイトちゃんと仲良くなれた気がするんだけど、あと一歩が踏み出せない。
フェイトちゃん、どうしたら名前で呼んでくれるかなぁ・・・。

次回、リリカルプリキュア!
『心をひとつに! 新たなる力なの!!』

リリカルマジカル、がんばります!



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テーマ : 魔法少女リリカルなのは
ジャンル : アニメ・コミック

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高町屋は「魔法少女リリカルなのは」の二次創作を行う創作集団です。【Since 2008.11】

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高町きよ:高町屋代表。企画・二次原案担当。とにかく筆が遅い。ふと気が付くと、脳内ではなのはとフェイトがいちゃいちゃしている。

木村由宇:高町屋絵師。HP管理人。振り回される方。苦労人。気が付けば一番精力的。どんなに忙しくても締め切りはちゃんと守る。見習え、代表。

幼専士タチバナ:真性のロリコン。ここ最近の高町屋の影の功労者。事務能力皆無の代表をサポートすべく、イベント参加率は絵師より高いかも。

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※高町屋は「健全系」小説・漫画サークルを自称しています。本サイトでは成人向けは取り扱っておりませんが、なのはとフェイトがとてもとても仲良くするような表現が多々見られますので、そういったものはちょっと・・・という方は、ご覧になるのをお控えになったほうがいいかもしれません。
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リリカルプリキュア(2)


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