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リリカルプリキュア 第五話

おそらく今週中にもう一話、上がると思います。
しめきりが近いからね!

それでは「続きを読む」より

第五話 強敵あらわる! 二人の仮面剣士なの!

です。





「かんげいかい?」
 アリサちゃんの言葉を復唱して、フェイトちゃんは首を傾げる。
 お昼休み、机を四つくっつけて、各々お弁当を広げる。
「はい、フェイトちゃん」
 巾着を差し出すと「ありがとう」が返ってきた。
 つい最近から、毎朝用意するお弁当が二人分になった。
 プリキュアのための相互理解を抜きにしても、フェイトちゃんの好きな食べ物とか、味の好みが知りたかったからだ。
 私の提案にリニスさんは申し訳なさそうにしていたけれど、事情も事情なので了承をもらえた。
 まぁ、お弁当は一人分も二人分も労力はさして変わらないし。
「歓迎会かぁ・・・、そういえばすっかり忘れてた」
「あんたが気を回さなきゃいけないところだからね」
 ひょっとしたら私から言い出すのを待ったり、結構気を遣わせてしまったのかもしれない。
「ごめんね、アリサちゃん」
 アリサちゃんは「謝る相手が違うでしょ」と呆れ気味に言う。
「フェイトちゃん、すごく家に馴染んじゃってて、昔からずっと一緒だったような気がしちゃってるんだ」
 だから『忘れていた』というよりも、そもそもそういう発想そのものが無かった。
「あ、それ私も! それになのはも完全に家に溶け込んでるよね」
「うん。あそこ居心地いいよねー」
 我が家とは違うけれど、アリシアちゃんとリニスさんのいるあの場所も、不思議ととても心が落ち着く。
「わっ、すごい・・・」
 お弁当を開いたフェイトちゃんが驚いたのを見て、よし! と内心ガッツポーズ。
「今日はフェイトちゃんが好きかなーと思うおかずでまとめてみました」
 してやったりな私に、再度驚いた表情を見せる。
「ど、どうしてわかったの?」
「わかるよー。フェイトちゃん、表情に出してくれるから」
 表情もそうだけど、箸を伸ばすタイミングや頻度、咀嚼回数なんかを横目でちらちらと盗み見てまとめたデータの集大成が今回のこのお弁当。
「そ、そんなにわかりやすいかな・・・」
 自覚が無かったみたいで、フェイトちゃんは顔を真っ赤にして恥ずかしそうにしてる。
「好みじゃないのを、美味しいって気を遣われるよりもいいよ。やっぱり作る側としては美味しいって思えるもの食べて欲しいし」
 言葉もそうだけど、フェイトちゃんは美味しそうに食べてくれるから、それが一番嬉しい。
 食べて食べて、と促すと、フェイトちゃんはどれにしようかと迷い箸。お行儀は悪いけれど、その真剣な表情を見ると作ったかいがあるなぁと思う。
 迷った末、意を決して選んだ卵焼きを口に運ぶ。あまーいやつだ。
 お気に召したのかふっと笑顔が零れ、その直後自分が笑っていることに気付いて口元を押さえるフェイトちゃん。
「おいしい?」
 ちょっと意地悪かな、と思ったけれど、恥ずかしそうにこくりと頷いてくれた。
「・・・・・・話を進めてもいいかしら」
「あ、ごめん!」
 穏やかにこめかみに青筋を立てているアリサちゃん。しまった。
 今日の特製フェイトちゃんお弁当は自信作だったから、感想が楽しみ過ぎてちょっと周りが見えてなかった。
「ちょうど今週末から連休だし、その初日でもいいかな?」
 アリサちゃんに代わって、すずかちゃんが話を進める。二人ともその日以外は予定が入ってしまっているらしい。
「私は大丈夫。なのはは?」
「うん、私も大丈夫だよ。・・・・・・じゃあ家でやろっか」
「え、いいの? お邪魔しちゃっても」
「うーん・・・、というかフェイトちゃんの歓迎会やるって聞いたら絶対みんな参加したがるから、家でやった方がかえっていいと思うの」
 あの子たちに隠して会を開こうものなら、非難の嵐でえらい騒ぎになることは間違いない。
「大人気じゃない、フェイト」
 アリサちゃんに茶化され、フェイトちゃんは反応に困っている。
「で、でも本当にいいの? 歓迎会なんて何だか申し訳ないよ・・・」
「・・・・・・つまりあんたは私たちが、歓迎会を嫌々企画してると思ってるわけだ」
「え・・・・・・そうなの・・・?」
 不安そうな表情になるフェイトちゃんに、アリサちゃんは「あーもう、面倒臭いわねっ!」と頭を掻く。
「私たちも、ロングアーチの子たちも、あんたの歓迎会を開きたいの! それをあんたが『申し訳ないからいい』って言うことことの意味、わかる?」
 ハッとするフェイトちゃん。
「嫌じゃないなら、あんたは素直に『ありがとう』の一言を言えばそれでいいの」
 で、どうなの? と答えを促され、フェイトちゃんは。
「ありがとう。すごく嬉しい。楽しみにしてるね」
 その笑顔に、私たち三人は俄然やる気になるのだった。


 その夜。歓迎会の話題を出すとみんな「え?」という表情になり、思い出したかのように「そっかまだやってなかったんだ」と意外そう。私がそうだったように。
 そしてすぐに、じゃあ是非やろう、絶対に何が何でもやろう、と盛り上がり始める。
 みんな何かにつけてはフェイトちゃんをここに呼びたがるから、その恰好の口実が出来て喜んでいるみたいだった。
「じゃあみんな、その日は色々とお手伝いお願いしてもいい?」
 すこぶる上機嫌で元気な「はーい!!」が食堂に響き渡る。
 ・・・・・・何というか、みんなフェイトちゃん大好き過ぎじゃないかな。
 いざ予定が決まると、週末に向けて何だかみんなそわそわし始めた。
 かく言う私も、そんな中の一人なんだけれど。




  第五話 強敵あらわる! 二人の仮面剣士なの!


 次の日の放課後、なのはの姿は時の庭園にあった。
 最近は少なくとも、二日に一度は時の庭園に出入りするようになっていた。
 フェイトとのトレーニングはもちろんのこと、作戦や戦術の会議であったり、メディカルチェック、リニスが忙しい時にはテスタロッサ家の家事までこなすこともある。
 今日はちょっとしたミーティングが開かれていた。
「先の戦闘で回収された、例のアレですが・・・、ジュエルシードに間違いありません」
「そう・・・」
 フェイトは色々と思うところがあるのか、表情が険しい。
 そんな妹の様子などそっちのけで、アリシアは目の前のお弁当に夢中になっている。
 フェイトのお弁当の件で「フェイトばっかりずるい!」とむくれるものだから、時の庭園に来る時にはアリシアの分も用意するようにしている。
 私もなのはのお弁当食べたい! と素直に言ってくれるのは、なのはにとっては嬉しいことだった。
「質問、いいですか?」
「はいなのは、どうぞ」
「ジュエルシードって・・・・・・何なんですか?」
 そうですね・・・、とリニスは少しだけ考え込む。
「人が持つ欲望を増幅させて暴走させてしまう宝石、といったところですかね」
 ディザイアが残した負の遺産。それらは先代のプリキュアによって全て回収されたはずだった。
「ですが、以前お話ししたスカリエッティたちの襲撃によってそのほとんどを強奪されてしまったんです…」
 その戦闘の中で紛失したものもあるため、実際いくつのジュエルシードがスカリエッティの手元にあるのか定かではないらしい。
「そして奴らは・・・、ジュエルシードをより恐ろしい方法で使い始めた」
 そう言うレティの表情には憎しみが浮かぶ。
「ディザイアと戦っていた頃は、ジュエルシードによって暴走をした人たちを浄化することが主な戦い方だったんだけれど・・・」
 今貴女たちは戦っている相手はそうじゃないでしょう? とリンディに問われ、頷くなのは。
「スカリエッティはジュエルシードに人の欲望をため込めることに気が付いてしまったの」
 それが今自分たちが戦っているあの黒い影の正体ということか。
「その欲望が同じ性質のものであればあるほど、蓄積された思いは大きく強くなって、具現化された時の力は強大なものになる」
 その力によって、ミッドチルダは瞬く間にスカリエッティたちによって制圧されてしまったのだという。
 それを操る人たちは許せないけど、人の持つ負の感情があんな化物を生み出してしまうことがなのはには俄には信じられなかった。
 それに、他の疑問もある。
「じゃあ私たちが戦ってきたあの怨念はどこからきたんですか?」
 なのはたちの世界で蒐集行為をしようものなら、妖精達が気付かないはずがない。
「・・・・・・私たちの世界。ミッドチルダです」

 なのはとリニス、妖精達の真剣な会話が続く中、お弁当を食べ終えたアリシアはふと、自分に向けられた視線に気付いてにこりと微笑む。
「だめだよ、フェイト。ここは私の指定席だから。交換とかないから」
 アリシアは今日もいつも通り、なのはの懐に収まって背中を預けている。
 それを恨めしそうに、羨ましそうに、フェイトが見ている。
「羨ましいならちゃんと自分でなのはに言わなきゃね」
 フェイトは何も答えない。
「なのは、後ろからぎゅーってして、ってね」
「そ、それはちょっと違うんじゃないかな!?」
 その場面を思い浮かべたのか、フェイトの顔がボンッと発火する。
「なのはなのは、ぎゅーってして」
「はーい」
 混線気味な会話の中でもちゃんと声は届いているらしく、お望みのままに抱きしめられてアリシアは「にへー」と笑う。
 フェイトは「うー・・・」と唸りながら幸せそうな姉を睨めつけることしかできない。
「いずれにしても、あんな危険なものは何としても取り返さなければいけません」
「はい! 頑張ろうね、フェイトちゃん!」
「えっ? う、うん」
「あー、フェイトちゃん聞いてなかったでしょー」
「なのは、フェイトがね」
「アリシア! 余計なこと言わないの!!」
「なのはにしてほしいことが」
「あー!! わー!!」
 それぞれの会話の温度差に、妖精達は呆れた表情を浮かべている。

 帰り際、なのはが何かを思い出したか「あっ」と声をあげる。
「今度私の家でフェイトちゃんの歓迎会やるんだけど、よかったらアリシアちゃんも来ない?」
「・・・・・・歓迎会、か。楽しそうだね」
 うん、行く! という即答を疑わなかったなのはは、あまり感情の籠もっていないアリシアの返事に動揺してしまう。
「う、うん。みんなにアリシアちゃんのこと紹介したいなって。どう?」
「行けたら行くよ」
 素っ気ない返事。
 機嫌を悪くさせてしまったのだろうか。でもそうだとしたら、その原因がわからない。
「そっか、歓迎会か」
「・・・・・・アリシアちゃん?」
 ひょっとしたら、それは勘違いだったのかもしれない。
「なのはの歓迎会もしなくちゃね!」
 その笑顔はいつものアリシアで、自分の中に沸きだす不安をどう拭えばいいのかもわからないまま、なのはは「うん、ありがとう」としか答えられない。



  ◆

 呼び出しを受けてラボへと姿を現したクアットロの態度は憮然としている。
 その理由を知るウーノは特に声を掛けるようなことはしない。
「わかりませんわね」
 しばしの無言の後、クアットロが眼前の生体ポッドを見つめながら言う。
 そこには目覚めを控える者が二人、横たわっている。
「ドクターは私たちを創っておきながら、何で今更生身の人間なんか・・・」
 その声は不可解というよりも、不機嫌さの方が色濃いように感じられる。
 勝利を確信したところから逆転を許すどころかジュエルシードまで奪われてしまったこと、そしてそのタイミングでの新戦力の追加。
 それを偶然と言って収められるほどクアットロのプライドは低くない。
「彼等の身体能力とその戦闘力については、私も興味があるわ。戦力が増えるに越したことはないし、もし使い物にならないならそのまま使い捨て、くらいの感覚でしょう」
 それは姉の本心であったが、ささくれ立っているクアットロには自分が気遣われているように感じられてますます苛立ちが募る。
「さぁ、出番ですよ。クアットロ」
 最終チェックが終わったらしく、ポッドが開き、それぞれゆっくりと上体を起こす。
「おはようございます、フラテロ。何か問題はありますか?」
 顔面を覆う仮面のせいで、その体格から性別が男であることくらいしか判断がつかない。フラテロと呼ばれた者は沈黙を保ったまま、可動域を確認するようにゆっくりと身体を動かしている。
「ソレラ、あなたは」
「問題無い」
 同じく仮面を付けているもう一人の方は、フラテロと比べると大分華奢な身体をしている。落ち着き払ったその声から女性であることがわかるのみ。こちらも同様に自身の動作を確かめている。
「以降はこの子の指示に従ってください」
 ウーノの言葉に二人の動きが止まる。
「このクアットロお姉様が面倒をみてあげるから、せいぜい頑張って働きなさい」
 機嫌の悪いクアットロはいつにも増して高圧的だ。
 しかし返事どころか、何の反応もない。
「・・・・・・何よ?」
 それでも仮面越しに、こちらを品定めするような視線がわかる。
 二人は互いを見合わせてから同時に失笑を漏らす。
「ちょっ・・・! 姉様! 何なんですかこいつらのこの態度!」
「・・・・・・我慢して頂戴。人格までは手を付けられなかったの」
 完全に下に見られている。
「案内役」
 これまで一言も喋らなかったフラテロがぼそりと呟く。
「早急に敵のところに先導を頼む」
 低く、何の感情も感じられない声。
「・・・・・・はぁっ!? 私のこと言ってんの!?」
 案内役、というのが自分のことを言っているのだと知ったクアットロが激昂して詰め寄ろうとすると、その前にソレラが立ちはだかる。
「貴女が戦闘要員であると言うのなら、どちらが上か、今ここではっきりさせましょうか」
 放たれる殺気、そして自分のとの力量の違いに気付かない程愚かではないクアットロは舌打ちを漏らす。
「・・・・・・さっさと着いてきなさい。きっちり働いてもらうわよ。馬車馬の如くね」
 確かにこの二人ならば憎き敵すら凌駕出来るかも知れない、そう考えると複雑な気分だった。


  ◇

 待ちに待った日が、ついにやってきた。
 みんなで準備した飾り付けられた広間。いつもよりも豪華な食卓。そして、壁に大きく掲げられた『ようこそフェイトちゃん』の文字。
 歓迎会といいながらも、知らない人が溶け込める雰囲気を作らなければいけないというちょっとした緊張感もない。
 子供たちからすれば、お楽しみ会みたいなものかもしれない。
 エリオとキャロは玄関に座ってじっと外を見つめているし、スバルに到っては門の付近できょろきょろしている。
 ギンガとティアナは静かに本を読んでいるように見えるが、頻繁に窓の外を気にしている。
「ヴィヴィオが一番落ち着いてるわね」
 というアリサの言葉に、ギンガとティアナが無言のまま紅くなる。
 ヴィヴィオはなのはの腕の中で気持ちよさそうに眠っている。
「本当に僕たちまで参加してよかったのか?」
 クロノが気まずそうに尋ねる。
「いいんです。ここの皆との付き合いも長いんですし」
 歓迎会をするにあたり、なのははクロノとエイミィにも参加してもらえるように頼んでいた。
「それにフェイトちゃんには紹介しておきたいんです」
 自分にとって大切な人は知っていてほしいという想いがあった。
「まぁ僕らは知っているけどな」
「フェイトちゃん、ちょっとした有名人だしね」
 転校生で美少女ということもそうだが、彼女の類い希なる運動神経に目を付けた運動部からの猛烈な勧誘活動も、そしてその全てを断っていることも、彼女の名を校内に知らしめている。
 それまで寝ていたヴィヴィオがぱちりと目を開く。
「へいとまま!」
 そんなまさかと思って窓の外を見ると、ちょうど門から入ってくる主賓の姿が。
「来たよー!!」
 スバルが皆に知らせようと大声で叫びながら家に向かって走ってくる。それと入れ替わるようにちびっ子二人がフェイトに向かって走っていく。
「もぉ、みんな走らないのー!!」
 と言いながら慌てて部屋を出るギンガとそれを追いかけるティアナに苦笑しながらよいしょと立ちあがる。
「大人気だね、フェイトちゃん」
「うん、じゃあちょっと迎えに行ってくるね」
 腕の中で暴れるヴィヴィオが落ちないように支えながら、なのはは玄関に向かう。
 靴を脱いでいる本日の主役はみんなから「はやくはやく」ともみくちゃにされている。
「こぉら! フェイトちゃん困ってるでしょ」
 言いながら子供たちをフェイトから引きはがす。
「へいとまま!」
 なのはからフェイトへと飛び移ると、もう慣れたもので慌てることなく受け止める。
「ヴィヴィオは相変わらず元気だね」
 もう一人のままの腕の中ですこぶる上機嫌なヴィヴィオ。
「なのは、今日はお世話になります」
「来てくれてありがとう。みんな喜んでるよ」
 ふと、なのはが誰かを探すように外へと視線を向ける。
「アリシアちゃんは?」
 フェイトが首を横に振るのを見て、なのはは「そっか」と残念そうにしている。
 何となく、予感はあった。でも、もしかしたら・・・、という期待を捨てきれずにいた。
「アリシア、すごい人見知りだから・・・」
「・・・・・・えっ?」
「ここの人たちなら受け入れてくれると思うし、アリシアもすぐに馴染めるとは思うんだけど、それでも・・・」
「人見知り? だって、私と会った時は・・・」
「それには事情があって・・・」
 事情? と反芻するなのはにすっと距離を詰めるフェイト。
「今度二人きりの時に話すよ」
 耳元で呟かれた「二人きり」という言葉になのはは思わずドキリとする。
「はやくいこうよー!!」
 その声に我に返り、皆で食堂へと戻る。

「それじゃあだいぶ遅くなっちゃったけど、フェイトちゃん、海鳴へようこそ! かんぱーい!」
 みんなが「かんぱーい!!」と続き、グラス同士が小気味よい音を奏でる。
 フェイトを囲むように座る子供たちはみんなご機嫌だ。
「話には聞いてたけど、本当にフェイトちゃんもママなんだね」
「あはは・・・、なんでかな・・・」
 驚くすずかにフェイトは苦笑して誤魔化す。
「ってかあんた、馴染みすぎでしょうよ・・・」
 ヴィヴィオにご飯を食べさせながら、キャロに「あれ食べたいの?」と取ってあげて、頬張りすぎてむせるエリオに「そんなに慌てないの」と水を飲ませる。『お姉ちゃん』というよりかは『お母さん』の方がしっくりくる。
「フェイ姉、ゲームしようよ!」
 一通りご飯を平らげて満足したらしいスバルが唐突に切り出す。
「こらばかスバル! フェイトさんまだ全然食べてないでしょ!」
「ってかフェイ姉、なの姉のことやっつけてよ!」
 まるで聞いていない。
 どうやら対戦ゲームにおいて、なのはは無類の強さを誇るらしく、何としても土をつけてやりたいらしい。
「でも私、ゲームとかそんなに得意じゃ・・・」
 いいからいいからと連行されてしまうフェイト。
「もぉスバルってばそんな強引に・・・」
「何言ってんの、なの姉もやるんだよ」
 スバルの勢いに呑まれて、そのままみんなでゲーム大会になった。

「追い出されちゃった」
 なのは一人に全員で束になってかかっても容赦なく蹴散らしてしまうため、最終的にブーイングと共につまみ出されてしまった。
「・・・・・・あんた、手加減って言葉知ってる?」
「したらあの子たち絶対怒るし。まぁ、手加減なんてしたことないし、する気もないけどね」
 とびきりの笑顔で、悪魔みたいなことを言う。
 年長者としての威厳を保ちたいらしい。
「それにしてもフェイトちゃん、本当に人気者なんだねぇ・・・」
 別に何か特別なことがあるわけじゃない。
 歓迎会にかこつけて、みんなフェイトと一緒にいたいだけなのだ。
「はい、いてくれると本当に助かります」
 主に、家事が良く進む。
「・・・・・・なのはもそんな顔で笑えるようになったんだな」
「えっ」
 突然クロノが感慨深そうにそんなことを言い出す。
「なのはちゃん、元気になって本当によかったねぇ・・・」
 エイミィも突っ込むどころかそれに続くものだから、なのはは言葉に詰まってしまう。
「あ、ありがとうございます」
「何、老夫婦みたいなこと言ってるんだか・・・」
 アリサが聞こえるくらいの声量で呟く。
「こらそこ! 老人とは何事か!」
 エイミィがすかさずつっこむ。
「夫婦、ってところは否定しないんですね」
「言われ慣れてるからね!」
 すずかの言葉に開き直って胸を張る奥さん。
 対照的に、旦那の方は真っ赤になっているけれど。
「っていうか、なのは・・・。いや、フェイトもなんだけど・・・」
 アリサの呆れたような声色に首をひねるなのは。
「あんたたち普段あれだけ一緒にくっついてるくせに、まだたりないわけ?」
 時々視線を交わしては微笑み合っているのをばっちり見られていたらしい。
「な、何言ってるの、アリサちゃんってば、もぉ!」
 真っ赤になってしまっては肯定したも同然。
「まぁ夢の中のお姫様だもんねぇ・・・」
 しみじみと言うエイミィ。この老夫婦もその辺の事情は知っているようだ。
「あ、そのことなんですけど・・・」
 なのはは気まずそうに口を開くと、四人の表情が驚愕へと変わる。
「はぁ!? まだ話してない!?」
 声が重なり、フェイトとそれを囲む子供たちが何事かと一斉にこっちを見る。
 その瞬間だった。
『・・・・・・来る! あいつらよ!』
 レティの声が二人だけに届く。
「っ! こんな時に!!」
 今度は、突然立ちあがって声を上げるフェイトに視線が集まる。
「フェイトさん?」
 怪訝そうなギンガにヴィヴィオを預ける。
「ごめん! 私、ちょっと行ってくる! みんなはこのまま会を続けてて、すぐに戻るから!!」
 何の説明にもなっていなかったけれど、誰が何を聞く間も無くフェイトは広間を出て行ってしまった。
 しばし皆呆気に取られていたが、静寂はすぐにざわめきに変わる。
「・・・・・・いきなり何なの、あの子」
「追った方がいいかも・・・・・・なのはちゃん?」
 立ちあがろうとしたすずかの肩に手を置くなのは。
「私が、行ってくる。・・・・・・大丈夫、きっとすぐに戻ってくるから」
 すずかがその真意を問おうとするよりも先に、なのはもまた広間を飛び出していった。


  ◇

 走りながら、妖精を見るといつもと様子が違う。
「どうしたの、レティ?」
「今までのと、感じる気配が違うの・・・」
 険しい表情が消えない理由はそれか。
「・・・・・・もっと強敵が来るってこと?」
「今の貴女たちにとっては、ある意味そうとも言えるかもしれないわね・・・」
 レティ自身も確信には到っていないのか、どうにも言葉がはっきりしない。
「フェイトちゃん!」
 なのはが追い付いたのを確認してリンディが叫ぶ。
「二人とも変身して! このまま敵のところまで一気に転位するから!」
「いくよ、なのは!」
「うん!」
 二人は手を繋いで変身すると、そのまま妖精達の力で姿を消した。


 辿り着いた先は、視界が全て木々で覆われたどこかの森林地帯だった。
「クアットロ!」
 枝に腰を掛けているクアットロは二人に気付き、見おろしながら深い溜息を吐く。
「はぁー・・・、だっるぅー・・・」
 いつもと違う雰囲気に返って警戒心を煽られる。
「今日の相手は、私じゃないから」
 手をひらひらさせてそう言うと、二つの影が姿を見せる。
 現れた二人はどちらも仮面によって顔を隠していて、両手に小太刀を構えている。
 今までとは違う、という妖精の言葉を理解する。
 これまで戦ってきたあの黒い影達と比べると邪悪な気配があまりにも感じられない。
 クアットロや以前現れたチンクのような人工生命体とも違うのが、何となくわかる。
『やっぱり・・・』
『リンディ?』
『集中は途切れさせずに、聞いて』
 相手が発する闘気のようなものに晒されては、緊張を解く方が難しい。
『・・・・・・相手は人間よ』
「っ!?」
 しかし妖精達の忠告虚しく、驚きに一瞬の隙が生まれてしまう。
 その隙を見逃さず、敵が視界から消える。
「きゃぁっ!!」
 その直後、隣にいたはずのキュアステラの姿がなかった。
 吹き飛ばされて、それを追撃せんと小柄な方が迫っている。
「ステラ!! くっ!?」
 甲高い金属音が響く。
 危機に瞬間的にバルディッシュが現れて、寸でのところで斬撃を受け止めたのだ。
「ほう、まさか受け止められるとはなっ!」
 次の斬撃をかわし、反撃に出る。
 相手はその速さでこちらを圧倒するつもりだろうが、不意打ちでなければ速さでこちらが引けをとることはない、フェイトはそう思っていた。
 それなのに、こちらの攻撃が当たらない。
 相手の攻撃を受けることもないのだが、ひょっとしたらこちらの力量を見るために手加減をされているのではないかと、猜疑心がわき始める。
 ステラは、ステラは大丈夫なのだろうか。
 そんな心すら相手には見透かされていた。
「そんな余裕が貴様にあるのか!!」
 重い一撃。
 防衛本能が他の事を考えることを許してくれず、目の前の敵に集中することを強いる。
 再び襲い来る一撃を振り払い、こちらから打って出る。
「そうこなくては!」
 今の自分の力では攻め続けることでしか、自身を守れない。
 しかし次の瞬間、背後から気配を感じて咄嗟に横に飛び退くと、空から落下してきたもう一人が振りかざした一撃がさっきまで立っていた場所を深々と抉る。
 ステラはどうしたのか、それを確認することも出来ないまま二人からの襲撃が始まる。
 一人だけでも対処し切れていないのに、このままじゃ・・・・・・やられる!
「ライトニング、避けて!」
 叫ぶと共にステラバスターが放たれる。
 ライトニングは退いたが、剣士達は避ける素振りを見せない。
「はぁっ!!」
 気合いと共に一振り。
「弾かれた!?」
 軌道をを変えられた砲撃はそのままクアットロを掠めて、そのまま彼方へと飛んでいく。
「きゃあっ!! ちょっとっ! 危ないじゃないのっ!!」
 木から転げ落ちたクアットロが怒鳴るものの、仮面剣士たちは意に介す風もない。
「大丈夫、ライトニング?」
「うん、私は大丈夫」
「リンディ、さっきのどういうこと? あの人達、操られてるってこと?」
「今は細かいことはいい。浄化すれば元に戻るんでしょ?」
「・・・・・・それは、間違いないと思う」
 若干の間があったのは、未だ違和感の正体を掴めずにいるからだろう。
「それなら私たちがすることは変わらない。行くよ、ステラっ!」
 こんな相手に器用に立ち回ることなんて出来ない。
 今の自分たちの全力をぶつけて、無理矢理にでも必殺の一撃を繰り出すための隙を作り出すしかない。
 それはきっとステラもわかっているだろう。
「ステラシュートっ!」
 四つの桜色の光球を撃ち出す。
 直撃など最初から期待していない。うまく敵の行動範囲を限定出来ればそれでいい。
 こちらの攻撃が、避けられるよりも、受け止めさせる回数が増えていく。
 それでも相手から焦りは感じられない。
「・・・・・・このまま、追い込む算段か?」
「っ!! 馬鹿にして!!」
 きっと、相手はまだ本気を出していない。
 実力差がありすぎるこの絶望的な状況において付け入る隙があるとすれば、相手の絶対的な自信から生まれる油断にかけるしかない。
 逆転の一撃を放つ瞬間があると信じて、攻め続けるしかない。
 しかし、相手は二人だけではない。
「ここは畳み掛けるチャンス! オマエラー!!」
 さっきまでのやる気の無さはどこへやら。クアットロが意気揚々と叫ぶと、いつの間にか生み出されていた欲望の黒影が迫りくる。
 万事休すか・・・、そう思われたが。
「余計な真似をするなっ!!」
「プギャー!!」
 二人の仮面剣士は向かってくる漆黒の化物を瞬く間にその小太刀を持って切り刻んでしまった。
「ちょっ!? あんたたち、何してくれてるわけ!?」
 しかし浄化されたわけではなく、散り散りになった黒い霧はまた元の姿に戻ろうとしている。
「・・・・・・仲間割れ?」
「今よっ!」
 千載一遇の好機。
 二人は手を繋ぎ、一気に敵目掛けて特攻をかける。
「プリキュア! イノセントデコレーション!!」
 金色と桜色の光を身に纏いながら加速して、邪な霧を浄化しながら、仮面剣士達目掛けて突っ込む。・・・・・・しかし。
「なっ!?」
 真っ正面から受け止められてしまった。
 ぶつかり合う力と力。
「おぉぉぉぉぉっ!!」
 そして重なる雄叫びとともにステラとライトニングは弾き飛ばされしまう。
 二人が纏っていた光がキラキラと霧散していく。
「そんな、押し返される・・・・・・なんて・・・」
 渾身の一撃を退けられて、ステラは放心気味に呟く。
「ステラ危ない!」
 守らなければ! その想いだけがライトニングを突き動かし、とどめとばかりに襲いかかる二人の前へと躍り出ていた。
 防御など間に合うはずもなく、二人からの攻撃をまともに喰らってしまう。
 変身が解けたフェイトもろとも、ステラも吹き飛ばされてしまう。
「フェイトちゃん! フェイトちゃん、大丈夫!?」
 返事のないフェイトに、ステラは戦意を失っていく。
「弱い・・・。弱すぎるわねフラテロ」
 足下に這いつくばる二人を見おろす剣士達の表情は仮面のせいでわからないが、その声色には失望と怒りが滲む。
 その一部始終を眺めていたクアットロは暫し呆然としていた。
「に、人間のくせに・・・、何であんなに強いのよ・・・」
 結局自分が手出しをしなくても、この結果は変わらなかっただろう。
「おい、案内役!」
「な、何よっ!」
「こいつらは本当に伝説の戦士なのか!!」
「ええ、そうよ!」
 それを聞いたフラテロはステラの喉輪を掴んでそのまま持ち上げる。
 息が出来ず、ステラは相手の手を離そうと藻掻くものの、びくともしない。
「三日だけ待ってやる」
 遠のく意識の中でも、その言葉は脳裏にしっかりと焼き付けられる。
「それまでに我々を満足させるだけの力を付けろ。さもなくば次は命の保証はない」
 そう言って地面へとステラを投げ付ける。
「帰るぞ、ソレラ」
「ちょっ・・・! ま、待ちなさいよっ!!」
 クアットロは慌てて、返ろうとする二人の前に立ちはだかる。
「あんたたち、私に断りもなく何勝手に話進めちゃってるわけ!?」
「プリキュアが強いというから来てみれば、期待はずれもいいところではないか」
「このままでは気が収まらん。これくらいの我儘は通させてもらう」
「はぁ!? あんたたちいい加減に・・・」
 突き付けられた切っ先にクアットロの言葉は途切れる。
「何なら今から貴様らのアジトで暴れてやってもいいが?」
 そう凄まれて、それまでの威勢を失ってしまう。
「案ずるな、冗談だ」
 そう言って、二人は姿を消す。
「何なのよ、もぉ!!」
 地団駄を踏みながら、クアットロの姿も見えなくなった。


  ◇

 もう夕方になろうという時間になっても出て行った二人が帰ってくる気配がない。
 携帯も置いて行ってしまったようで、連絡の取りようもない。
 今はエイミィとティアナ、スバル、すずかが探しに出ている。
 ギンガが必死になってあやすものの収まらないヴィヴィオの泣声に、皆不安そうな表情を隠さない。
 もはや歓迎会を開始した時とは雰囲気が真逆になっていた。
 何かあったのだろうかと思うものの、治安の良いこの町で中学生にもなる二人が危険にあうことなどそうそうあるはずがないとも思う。
 しかし、出掛けのフェイトの慌てようを思い出せば、やはり不安は拭えない。
 不安定な心のまま、ひょっとしたらもうそこまで戻ってきてやいないかと、クロノは玄関へと足を向ける。
 と、驚きのあまり、クロノは息を呑んだ。
 探していたうちの一人が、そこに倒れていたのだ。
「っ!? なのは!?」
 クロノの声に気付き、奥から人が集まってくる。
「おい、大丈夫か!?」
「あ、クロノ君ただいま・・・」
 見る限り大きな怪我は無さそうだが、憔悴しきっている。
「みんなごめんね、遅くなって・・・」
「ってあんた、フェイトは?」
「貧血で倒れちゃって、そのまま家まで送り届けてきたの」
「送り届けたって…、そんな状態で・・・」
「大丈夫大丈夫。ちょっと全身に力が入らないだけ・・・」
 名前をこんなに近くで呼んでくれているのに、みんな遠くにいるみたい。
「フェイトちゃんが・・・・・・みんなに・・・・・・、ごめん・・・・・・って・・・」
 きっと彼女ならそう言うだろうなと思った。
 どんどん、みんなの声が遠くなる。
 ヴィヴィオの泣き叫ぶ声に「大丈夫だよ」と言うことすら叶わないまま、なのはは意識を手放した。



(つづくの!)




間一髪のところで助かったけど、
手も足も出なかった人たち相手に三日間で何とかなるのかな・・・。

次回、リリカルプリキュア!
『えっ!? プリキュアも特訓するの!?』

リリカルマジカル、がんばります!





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テーマ : 魔法少女リリカルなのは
ジャンル : アニメ・コミック

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高町屋

Author:高町屋
高町屋は「魔法少女リリカルなのは」の二次創作を行う創作集団です。【Since 2008.11】

↓↓↓リリカルなのはの二次創作、同人活動をしている方、マイミク/マイピク募集中です。お気軽にどうぞ♪mixi pixiv Dolce

≪MEMBER≫
高町きよ:高町屋代表。企画・二次原案担当。とにかく筆が遅い。ふと気が付くと、脳内ではなのはとフェイトがいちゃいちゃしている。

木村由宇:高町屋絵師。HP管理人。振り回される方。苦労人。気が付けば一番精力的。どんなに忙しくても締め切りはちゃんと守る。見習え、代表。

幼専士タチバナ:真性のロリコン。ここ最近の高町屋の影の功労者。事務能力皆無の代表をサポートすべく、イベント参加率は絵師より高いかも。

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※高町屋は「健全系」小説・漫画サークルを自称しています。本サイトでは成人向けは取り扱っておりませんが、なのはとフェイトがとてもとても仲良くするような表現が多々見られますので、そういったものはちょっと・・・という方は、ご覧になるのをお控えになったほうがいいかもしれません。
カテゴリ
リリカルプリキュア(2)


【長編】魔法少女リリカルなのはNightmare(59)
  第十三話
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(ViVidとForceの間?/なのは、フェイト、ヴィヴィオ)
  きねんび(後編)
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(ちゅーなの/なのは、フェイト)
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(A's/なのは、フェイト)
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(StS/なのは、フェイト、ヴィヴィオ、機動六課)

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  勉強会⑥
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  勉強会②
  勉強会①
  わがまま
  今は反省している。
  休日の過ごし方②
  休日の過ごし方
  戦場では一瞬の判断の遅れが死を招くんだ!
  共働きの核家族でありがちな風景
  間接キス⑤+⑥
  間接キス④
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  2時間15分59秒。
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  ふーふー

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